2015/09/25
朝の電車の混み具合に匹敵するほど狭いハートの持ち主である僕なので、今回やらせて頂く企画は誰もが感じる事じゃないと思いますし、心が狭い例えとして電車の混み具合を持ってくるパワープレイもどうかと思いますが、僕はホールのワゴンサービスが苦手なんです。
こちらがハマっていようが、激アツリーチがきていようが、すでに飲み物を買っていようが、いかなる状況でもサッっと視界にメニュー表を差し出してくださるワゴンサービス様。あの行為がほんとダメなんですよ。
昔、有名コーヒーチェーン店で働いてらっしゃるパチンコ好きな女性の方に、ホールのワゴンサービスのことについて「なんでこっちが飲物を買っているのに、また飲物を売ろうとするのか?」と聞いたことがあります。
そしたら「うーん、ムムさん臭い」と言われた後に「彼女たちにしたら、チャンスを逃すのが一番やってはいけないことなのよ」と教えてもらったんですよね。
つまり、「この人、当たってないから買わないわね」とか「缶ジュースを飲んでいるから買わないっすね」とか、勝手な想像で売るチャンスを逃すなんてワゴンサービス業界ではご法度だと。どんな状況でも買う人がいるかもしれないからメニュー表をサッサッ差し出すらしいのです。
うーん、なんだろう。
さっきまで温かい布団で寝ていて、外の眩しさに気が付いて目が覚めたという、誰も認めてないのにライターと職業欄に勝手に書いてしまうでお馴染みの天下のクズ男・ムム貝門違うの仕事っぷりと比べると、ワゴンサービスの方々の輝きがヤバい。
正直、嫁に借金して円形脱毛症になるくらいメンタルが弱い僕じゃ出来ない仕事ですよ。
凄い、凄すぎる。
そんな素晴らしい方々にゴミ箱(ムム)が勝負を挑みます。
ということで、今回の企画は
「台の横にどれくらい缶ジュースを置けばワゴンサービス様は諦めるのか試してみた」。
ワゴンサービスの方といえども僕と同じ人間。
いくらプロのワゴンサービス様でも「あ、こりゃダメだ」と諦める瞬間がきっとあるはずです。
これから台の横に1本、2本と缶ジュースを置いていきます。そして、どのくらいの本数の缶ジュースを置いたら、ワゴンサービス様が僕にだけメニュー表を差し出さないのか、売るのを諦めるのか試したいと思いますよ。
それでは、プロVSクズ(ムム)のドリームマッチ開始です!
【レベル1 缶ジュース1本】
台の横に缶ジュースを一本置いてみました。
当然というか、やはりワゴンサービス様はいらっしゃいましたよね。
まぁ、いつものことなのでここは想定内でございます。
▼ムム 0勝1敗
【レベル2 缶ジュース2本 】
缶ジュース2本です。これでもワゴンサービス様はメニュー表を差し出してまいりました。まぁまぁ、これからですよ。
▼ムム 0勝2敗
【レベル3 缶ジュース3本 】
缶ジュース3本の重ね置きです。
結果は、あっさりするほどムムの負け。やはりプロですよね。華麗に、そして気持ちよくメニュー表を差し出してまいりました。
▼ムム 0勝3敗
【レベル4 缶ジュース4本 】
さすがにワゴンサービスをスルーされる自信があります。
なにしろ飲みかけを置いていますし、ちょっとタワー的に危ないですからね。
これならワゴンサービス様も「あいつチャンスねーな」と諦めてくれることでしょう! さぁ、ワゴンサービス様がいらっしゃいました。どうだ、これなら大丈夫だろ…あれ? 普通にメニュー表を差し出してまいりましたねぇ…。
▼ムム 0勝4敗
【レベルMAX 缶ジュース7本 】
まるで缶ジュースのスカイツリー。芸術作品でございます。
これをご覧になられたワゴンサービス様が「うわぁ、こんなきれいな積み方初めてみました。それはさておきドリンクひとついかがですか?」なんて褒められるかも…って、なんでドリンク購入の交渉にはいっとるねん!!!
まぁ、 これでメニュー票を差し出してきたら、もう僕らは何も出来ないですよ。ええ、これなら大丈夫です! なーんて思ったら、ワゴンサービス様がなかなか来な い。マジ遅いんですよ。もうね、この缶ジュースのスカイツリー、ガチで恥ずかしいんで早めに実験の方を終わりたい…。そんな気持ちでワゴンサービス本部を見に行ったら本日営業終了の札が刺さっていました。
▼ムム コールド負け
家に帰って、実験に使用したジュース7本を嫁に「あげるよ」と差し出したらすこしびっくりした顔をして、「いらない」と断られました。
なんかワゴンサービス様の気持ちが少しわかったような気がしましたよ…。