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SLOT劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語 試打レポート

2021/07/12

ごきげんよう(マミさん風に)。編集スタッフSです。

 

半年間のノーリーズン休眠期間から突如覚醒した試打レポート。前回の予告どおり、今回はミズホさんの、

 

SLOT劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語』をお届けします。

 

ブログ記事のタイトルがあっさりしているのは手抜きではなく、文字数制限(そんな仕様初めて知った)に引っ掛かってしまったためです。しっかりと確認したわけではありませんが、たぶんこれまでに登場したパチスロの中で最も長い機種名なのでは。
おそらく「寿限無(落語のあれ)」、もしくは「バンコク(正式名称がめっちゃ長い)」をモチーフとした機種がリリースされるまで、最長機種名の座を明け渡すことはないでしょう。「寿限無」をどうやったらパチスロに落とし込めるかは私にもさっぱりわかりませんけど。

 

 

それはともかく、本機は言わずと知れた大人気シリーズの第5弾。

 

前作『SLOT劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』に続いての劇場版アニメとのタイアップマシンとなっています(劇場公開は[前後編]が2012年、[新編]が2013年)。

 

唐突に、私個人の本シリーズへの思いを語らせていただくと、これまでのパチスロライフ(特に誇れる見せ場はない)を振り返ったときに、いくつか「心の底から」後悔していることがあるんですが、その1つが「初代の素晴らしさに気づくのが遅かったこと」があります。

 

初代が導入された当時はいわゆる「萌えスロ」みたいな可愛い系の機種を敬遠しがちでして、この台に関しても見た目のファンシーさから自分の中で勝手にそういうカテゴライズをしてしまい、その面白さに気づいた時にはすでに導入から1年以上が経過していたのです。
なんで誰も教えてくれなかったんだ・・・。

 

それからは失われた時間を取り戻すかのように打ち込んだのですが、設定的に元気のある導入当初から打っていればもっと楽しい瞬間に巡り会えていただろうと今でも思いますね。

 

ちなみに「心の底から」ではない後悔は数え切れないほどあるので(例えば「なんで天井まで追っかけたのか」とか)、ここでは申し上げません。恥の多い生涯を送って来ました。

 

 

前語りはこれぐらいにいたしまして、新作『SLOTまどか前後編』の注目ポイントに迫っていきましょう。

まずは基本的なゲームフローをチェック。

 

SLOTまどか前後編 フローチャート

 

初代と同じような感じですが「初当りがAT直行」であることと「ATが差枚数管理型」であることが初代との大きな違いでしょうか。

 

初当りは一部「エピソードボーナス」に当選したり、ロングフリーズから「アルティメットボーナス」に当選しますが、もれなくATも付いてくるので「通常時は当たればAT」という認識で問題ありません。

 

AT「マギカラッシュ」は純増2.5枚/G初期枚数は100枚以上

 

 

枚数上乗せにてロング継続を目指すゲーム性ですが(直乗せはなし)、とにもかくにも枚数上乗せ・「ワルプルギスの夜」突入・ボーナス当選といった報酬を獲得できる「マギカアタックを引き当てることが重要となります。

 

枚数上乗せは10枚以上・30枚以上・50枚以上の3パターン

 

で、「マギカアタック」は主にチャンス役から突入するので、いっちょチャンス役をバリバリ引きましょうということになるんですが、ここでカギを握ってくるのが今作での注目機能、

 

その名も「ソウルジェムシステム」です。

 

どういったものかを端的に言うと「ハズレやベル、リプレイをチャンス役に変換してくれる」という大変ありがたい機能です。

 

 

画面下部にある「ソウルジェムが点灯すると発動の合図(点灯状態は実戦上、最低3ゲーム継続)。画面をキュゥべえが横切ったら点灯に期待しましょう。約1/22で点灯のチャンス。

 

ハズレで点灯を抽選してるっぽい

 

点灯したソウルジェムによって変換される対応役は異なります(下画像参照)。

 

 

発動中の変換内容ですが、例えばマミなら押し順ベルが弱チェリーとして、強ベルなら確定役として各種抽選が行われるという感じ。
ほむらならハズレを含む全役が変換されるので、最低でも3回はチャンス役による抽選が受けられることになります。

 

対応役はサブ液晶で確認できる

 

上画像のように、さやか・マミ・杏子は重複して発動することも試打で確認。3つ複合する(=ほむらと同じ効果)こともあるみたいです。

 

さらに、ソウルジェムシステムAT中ならいつでも発動のチャンスあり。
ワルプルギスの夜中など「ここでチャンス役が欲しい!お願い!(血涙)という状況をこれまで以上にアツく消化できるようになっています。ヒキが噛み合うとかなりいい気持ち。

 

 

と、ここでちょっと話を戻しまして「マギカアタック」について。

 

マギカアタック」は2G構成で、2G目の成立役に応じて報酬が抽選されるんですが、ポイントは1G目で必ずソウルジェムシステムが発動するということ。

 

選択された魔法少女のソウルジェムが点灯

 

つまり2G目は上位報酬に期待できるチャンス役の出現率がアップしているので、おのずとレバーONにも力が入ります。

 

報酬期待度は1G目で選ばれた魔法少女によっても変化し、ほむらは「ワルプルギスの夜」orボーナスのいずれかが濃厚に。

 

 

通常のソウルジェムシステムでは選択されない、まどかが選択されると爆アツで、3ケタ枚数の上乗せが濃厚となります。

 

また、AT中はスイカを契機に4G継続のCZ「マギカバトル」に突入することがあり、この間もソウルジェムシステムと同様に、魔法少女に対応した小役を引くと勝利のチャンス。

 

バトルは影の魔女・お菓子の魔女・人魚の魔女の3種類

 

マギカバトル」勝利で突入する「マギカアタック」は「ワルプルギスの夜」およびボーナス当選の期待度がアップする特典付きです。

 

 

続いては伝統の特化ゾーン「ワルプルギスの夜」。

 

 

マギカアタック」からの上乗せもありますが、ロング継続には「ワルプルギスの夜」からの大量上乗せが欠かせない要素となります。

 

突入契機は「マギカアタック」の報酬としてだけでなく、チャンス役による直撃ボーナス中の抽選ATの規定ゲーム数消化といったパターンもあり。

 

 

バトル中の全体的な流れは初代とほぼ同じです。ほむらが先制するか、ワルプルギスの夜の攻撃を受けて倒れなければ枚数上乗せが発生して次セットに継続します(継続率は最大80%)。

 

5セット継続するごとに発生する追加上乗せ「追撃」ももちろん用意されており、今作では毎ゲーム上乗せが90%の割合でループする超追撃が新たに搭載されています。

 

 

試打では最大で18セットまで継続。ソウルジェムシステムによって5の倍数以外のセットで「追撃」が発生したり、継続書き換えに当選したと思われるケースもあって、「!」ナビ(チャンス役対応)が出なくてもソウルジェムさえ光ってれば劣勢でもなんとかなると感じました。

 

 

 

最後にボーナスについて。

AT中に当選するボーナスは「BIGボーナス(30G)」と「エピソードボーナス(50G)」の2種類で、後者は終了後の「マギカアタック」or「ワルプルギスの夜」突入濃厚&消化中のチャンス役は枚数上乗せ濃厚とかなりの高性能。

 

 

AT中のエピソードはそれぞれの魔法少女にスポットを当てた初代と同じ4パターンですが、通常時に当選した場合には新エピソードが流れます(全3種)。

 

 

余談ですが、通常時に当選すると「WIN」表示からのBETで、筐体が消灯して専用ムービーに切り替わるのがかなり震えます。基本AT突入だと思ってますからね。

 

BIGボーナス」は演出タイプを選択できるお馴染みのゲーム性。

 

 

チャンス告知完全告知後告知の3種類があり、完全告知は枚数上乗せに対応する「白シャッター」を新たに追加。後告知は最終ゲームでサブ液晶を使用した演出にて告知が行われます。

 

完全告知で出現する白シャッター

 

後告知のスクラッチ。これ以外のパターンもある

 

ボーナスは基本的に「マギカアタック」からの突入となるので出現率はやや控えめな印象。
ちなみに後告知ではまどか・さやか・マミによる新曲「resume」が流れます。

 

 

だいぶ長くなってしまいましたが、通常時強力トリガーについても触れておきましょう。

 

通常時からの初当りルートは主に「チャンス役」「規定ゲーム数消化」「CZクリア」の3つ。

 

チャンス役・規定ゲーム数消化からの初当りは前兆ステージからの連続演出に勝利して・・・という流れが王道となっています。

 

前兆ステージは魔法少女が集まるほどチャンス

 

CZはスイカを契機に突入。基本の「マギカチャンス」は狙え演出の回数で管理する初代ゆずりのゲーム性で、ほむら図柄が揃えばクリア。

 

 

上位CZである「朽ちた墓地」は初代の「キュゥべえチャレンジ」に該当し、突入した時点でAT確定

 

 

ほむら図柄揃い、もしくは画面にキュゥべえが登場すれば「エピソードボーナス」突入となります。

 

10G継続と短めですが成功期待度は60%以上とかなりアツいです。

 

 

強力な出玉トリガーは2つあり、まずはこちらもお馴染みの「穢れシステム」で「穢れ」がMAXになると発動する「裏マギカアタック」。

 

 

5G+α継続し、毎ゲーム枚数上乗せorボーナスのどちらかが当選します。

 

今作では穢れの解放タイミングがAT終了時となっているので、イマイチな出玉でATが終了しても一発逆転のチャンスがあります。

 

AT駆け抜け時や通常時の大ハマリは穢れ大量獲得に期待できる模様

 

裏マギカアタック」は「マギカアタック」の一部で突入することもあるようです。

 

 

もう1つが本機最強の出玉トリガーである「アルティメットボーナス」で、通常時のロングフリーズから突入します。

 

歳のせいか、最近涙腺が・・・

 

50Gの専用エピソードパートが2つあり、エピソード間に特化ゾーン救済の祈り」が発動。

 

 

救済の祈り」はSTタイプで、5G間で枚数上乗せに当選すると再び残り5Gからスタート。

 

上乗せは必ず100枚以上継続率は90%となっており、突入時の期待枚数は2000枚オーバー。これだけでAT完走も射程内となる超強力仕様となっています。

 

アルティメットの名に恥じぬ性能

 

 

 

以上、初代の良さはそのままに、「ソウルジェムシステム」をはじめとした新要素で進化を遂げたシリーズ最新作、

 

導入は8月2日です!

 

次回機種は未定ですが、試打レポート以外のネタもお届けする予定です。それではまた。

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