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【新ハナビ】風鈴A出現率から設定推測をする際に覚えておきたいこと

2021/08/23

記事カテゴリ:雑記

 

こんにちはガチッターです。

 

ありがたいことに前回投稿した新ハナビの逆押し記事が、いつになくご好評をいただいております(ただしホールでやっている方を見たことがない)。

 

あの記事を書いた当時は設定差のある内部数値が全くわかっておらず、楽しみ方に重点を置きました。

 

そしてあれから時は経ち、遂に数値も出揃いましたので、今回は攻略サイトの一番大事な仕事とも言える設定推測に関する記事を書いてみようと思います。

 

 

新ハナビの機種ページはコチラ

 

 

 

さて、ユニバさんのAプロマシンといえば、打ち始め序盤からメイン小役(=ベルとか)をたくさん引けただけで前のめりになってしまう方が多いはず。

 

その反面、最初の千円でベル1回みたいなことが起こるとその台を捨て、移動先を探し始めるという方もいらっしゃることでしょう。

 

だがしかし!!!!! これまでAプロマシンを打ち倒してきた方なら痛いほどわかっているはず。

 

 

メイン小役の出現率なんてものは
荒れに荒れまくるということを。

 

 

基本的に小役出現率による設定推測は、カウント対象役の分母が小さくなるほど有用度が高くなります。さらに設定差も大きければより信頼度アップ。

 

たとえば1/5.0~1/3.5なんてフラグを常時カウントできるのであれば、それはもうめっちゃ使えます。

 

そんな中、Aプロマシンのメイン小役確率は、大多数の台が1/10.0より低い値で設計されていますよね。

 

新ハナビもご多分に漏れず、設定1~6で段階的に確率がアップしている風鈴Aの確率は、以下の値になっていることが先日判明しました。

 

風鈴A確率
設定 確率
1/15.3
1/14.9
1/14.5
1/14.1
 
設定1と6の差は約1.085倍
 

分母が小さく設定差が大きい役ほど実用度が高いと先ほど申しましたが、こちらはそのほぼ真逆。風鈴Bも合算してカウントすれば分母は小さくなるのですが、アチラは確率がややトリッキー(設定1と5が同じ確率)かつ設定差も小さいので、個人的には風鈴Aだけ見た方がいいと思ってます。

それに、AとBの合算確率は設定1と2でほぼ一緒ですしね。

 

 

それでは前置きが終わりましたので、ここからは本題に入ります。

 

今回は「分母が大きく設定差の小さい風鈴A出現率を1000G単位で見ていった場合の設定期待度について解説させていただこうのコーナー!!!」をお送りいたします。

 

前提として、各状況の設定期待度はあくまでも各設定の風鈴A確率のみから算出した値になります。当日の設定状況やその他のフラグの出現状況は一切考慮していない数値になりますので、そこだけはご承知おきください。

 

 

ではまず、2000G消化時点までの値を見ていきましょう。

 

 

この段階では設定1の確率を大幅に下回っている、もしくは設定6を大幅に上回っている……という極端なデータですら、設定の高低を確信できるレベルではありません。そして、風鈴Aの出現回数が5回変わるだけで、期待度もまずまず変わってきます。

 

ゆえに、この程度の試行回数では風鈴A出現率だけを頼りに押し退きを考えてはいけない! と、言い切ってしまっても、有識者に怒られることはなさそうです。

 

 

それでは次。3000Gと4000Gを見てみましょう。

 

 

設定5以上の期待度が60%を超えてくるラインを黄色に塗っているのですが、出現率14.3分の1ライン(設定5と6の間)は4000G時点でやっと黄色になりました。

 

3000G消化時点で設定1の値を大幅に下回っていて、さらに他の数値も悪かった場合は、設定6の期待度がかなり下がるという感じでしょうか。設定6以上の出現率で風鈴Aが引けている場合は、2000G以下時よりも高設定期待度が高くなりますね。

 

4000G消化時点ではさらに信頼度が増し、設定1の値よりやや悪い程度の出現率であっても、設定2以下の可能性の方が高くなってきます。

 

 

続いては5000Gと6000Gを見てみましょう。

 

 

10時開店ならこの時点で夕方17時過ぎ。5000G消化時点で設定5以上の出現率であれば、設定2以上の期待度は86%オーバー。設定6以上の出現率であれば、ここまで設定1を打っていた可能性はかなり低くなります。

 

ただし、出現率が設定2と5の間の場合(1/14.9~1/14.5)は、もう全く使えないですね。

 

ここまで回せば他の推測材料もある程度出揃っているはずですので、風鈴A出現率がなんとも言えない場合は他の数値やピース花火の出現状況を考慮し、自分なりの結論を出すしかないですねぇ(もしくは考えることをやめる)。

 

 

それでは最後。答え合わせフェーズの7000G&8000Gです。

 

 

終日稼働、おつかれさまでした。6000G消化時点と比較しても大した差が無いですが、まあこんな感じです。

 

ちなみに8000G消化時点で風鈴Aを確率通りに引いた場合の成立回数は…

 
 
設定1で約523回(設定2と約14個差)
設定2で約537回(設定5と約15個差)
設定5で約552回(設定6と約15個差)
設定6で約567回(設定5と約15個差)

 

 

に、なります。

 

 

つまり、設定1と6で比較しても約44個しか変わらないんですよねぇ(枚数に換算すると約352枚分)。

 

たとえば設定5で風鈴Aが15回足りないだけで、出現率は設定2の値になります。8000Gの15回でこれですから、サンプルが少ない場面や一時的な出現率なんてものはそりゃ荒れますよねってハナシ。

 

もちろん、風鈴確率が高い高設定ほど風鈴確変的なことが起こりやすくはなっているのは確かですが、低設定でもそれが起こり得るということは、みなさんが一番良くわかっていらっしゃると思います(笑)

 

 

 

それでは最後に、参考になるかどうかはわかりませんが、私が打ってきた設定2濃厚台の風鈴A出現率を以下に記載します(ユニメモから抜粋)。

 

 

設定2濃厚台の風鈴A出現率
データ 総ゲーム数 出現率
4607G 1/13.4
6014G 1/15.8
7993G 1/15.6
※全台ピース花火出てます
 

データ①は設定6の値を大きく上回り、データ②と③は設定1を大きく下回るという両極端なデータが爆誕。

 

ちなみに、ピース花火出現+RT中の数値がド6+ビッグ中バリ奇数……という、設定5くさい台を1度だけ終日打てたことがあるのですが、その台の風鈴A出現率は8095Gで14.4分の1でした(設定5の近似値)。

 

新ハナビ歴40000G弱の若輩者ですが、これらの経験から自分なりに導き出した現時点での回答は……

 

 

①風鈴Aの出現率を主軸として
 押し退きを判断するのはNG
 
②その店の最高設定が2であれば
 ピース花火が出るかどうかに尽きる

 

 

以上です。

 

 

風鈴Aは5·6くらいだけど他が全然良くない……みたいな状況であれば、無理に押す必要は無いよねって感じです(あくまでも個人の意見です)。

 

もちろん、風鈴A出現率は無視してOK!! ということではなく、そこだけで判断するのは危ないぜ!! ということが言いたいだけですので、そこは誤解の無きように…。

 

 

考え方は人それぞれですし、状況に応じて柔軟に対応していく必要がありますが、今回の内容が少しでも今後の参考になれば幸いでございます。

 

 

それでは引き続き、良き新ハナビライフを!!

 

 

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