2021/09/04
みなさんこんにちは(ド◯えもんのドンジャラをしながら)。編集スタッフSです。
好きな麻雀の役は嶺上開花です。でもあんなにドラマチックなのに一翻っておかしくない? 二翻くらいあってもいいと思うんですがね。
一方、苦手なのは門前清一色など多面待ちになるテンパイ。アガる時に「ロン・・・!?」ってプチ疑問形になるんですよね。最近の私の脳はちょっと複雑なことを考えるとすぐにそっぽを向きます。頼むから雇い主の言うことを聞いてほしい。
ということで、今回の試打レポートはオリンピアさんの、
『パチスロ麻雀物語4』です。
実は2021年が、パチンコの初代『麻雀物語』がデビューしてから30周年のアニバーサリーイヤーって知ってました?
何を隠そう、私もデモ画面を見て知りました
パチスロシリーズとしては2015年に導入された『麻雀物語3-役満乱舞の究極大戦-』以来、6年ぶりとなる新作。
今作ではお馴染みの風上三姉妹に「マシロ」を加えた4人が麻雀グランプリに挑みます。
『CR麻雀物語~麗しのテンパイ乙女~』で初登場
ちなみに「テンパイ乙女」からは他のキャラも出演してます
導入も間近、というか週明け(9月6日)からなので、すでにおおよその仕様は理解している方も多いことでしょう。
基本的なゲームの流れは機種情報をご覧いただくとして、今回のレポートでは初打ちの際に押さえておきたいポイントをいくつかピックアップしてご紹介いたします。
チャンス役は疑似遊技で出現する
本機のチャンス役はチェリー(弱、強、中段)・竹(並行・斜め)の5種類(チャンス目はなし)。
竹は並行に揃うのが弱、斜めに揃うのが強で、中段チェリーはプレミアム役です。
見出しにもあるとおり、チャンス役はすべて疑似遊技で出現。
リールが停止した後にちょっとガクガクしてるのが疑似遊技です
ついでに言うと7図柄などを狙ういわゆる「狙え演出」もすべて疑似遊技で発生します。
チャンス役の出現は毎ゲームごとの抽選と「雀雀カウンター」発動の大きく分けて2パターン。
雀雀カウンターはリール左下に表示
「雀雀カウンター」は「雀雀目(リプ・リプ・ベル)」が揃うと加算され、規定回数に到達することで発動=チャンス役出現となる仕組みです。
いつもとパターンが違うと強チャンス役に期待できる模様
カウンターはチャンス役が出現(毎ゲーム抽選で出現した場合も含む)すると「0」にリセット。
試打では1度だけ「18」まで引っ張られたことがありましたので、このあたりが最大規定回数なんじゃないでしょうか。
ちなみに、チェリーや竹は揃っても払い出しがないので、全リールテキトー押しで消化してもほぼ問題なし。
ただし、今レポートを書いてて気づいたのですが、変則押しだと「雀雀目」が揃わない可能性があると思われるので、押し順ナビ出現時以外は順押し、順ハサミ打ちで消化するのがよいでしょう。
有利区間リセット=天国!!
本機をプレイするうえで、絶対に覚えておきたいポイントがコレ。
本機は有利区間がリセットされたタイミングで「必ず」天国モードに移行し、128G内でのAT当選が確定します。
有利区間がリセットされる主なタイミングは、
1.「雀張ドリーム」終了時
2.「パイコゾーン」失敗時
3.通常時の「デカパイ攻略戦」失敗時
4.「テンパイロングビーチ」終了時
5.通常時の特定条件
6.設定変更時
です。
「1」は厳密に言うとエンディングが発生してATが終了した場合。「雀張ドリーム」終了時は2400枚到達・非到達に関わらずエンディングが発生します。
エンディング後は「天和ノ湯」に移行
ひとっ風呂浴びてから次のATへ
つまり、2400枚を獲得してATが終了した場合でも、128G以内に必ず次の当たりが来るってわけです。
「5」は詳細がハッキリしていませんが、連続演出失敗時などにしれっと有利区間がリセットされる模様。
エンディング非発生のAT終了時はほぼ有利区間が継続するので、通常時に有利区間の残りゲーム数が少なくなった場合とかに(本機は6.1号機)リセットする感じなのでしょう。
テンパイロングビーチも同じ理由で突入抽選が行われている模様
気をつけたいのは「6」の設定変更時。ここだけは天国モードへの移行確定ではありません(モード移行抽選で当たることはもちろんある)。
では旨味がないかというとそういうことではなく、早い段階でのAT当選のチャンス(機械割は100%を超える模様)となるので、朝イチの機種チョイスにもいいと思います。
さ・ら・に!
本機はランプで有利区間のリセットが確実に見抜ける親切設計。
クレジット右下にある「.」が点灯中なら有利区間、消灯すると非有利区間となります。
「有利区間ランプが消えるのを確認したら離席厳禁」が鉄則です。
朝イチも、ホール側が対策をしなければという条件付きではありますが、ランプの点灯・非点灯で設定変更の有無が確認できます。
麻雀RUSHをいかに引けるかが重要
AT「麻雀グランプリ」は初期枚数が100枚+α(対戦相手決定画面や導入エピソード中などは差枚数カウント停止)。
開始時に自キャラを選択可能
ちなみに私はあやかが好きです(真顔)
純増は約2.6枚/Gですので、40Gくらいの手持ちで上乗せを狙うことになります。
直乗せはかなりレアで、基本は「麻雀バトル」に勝利すると突入する「赤ドラチャンス」で獲得していくことになります。
「赤ドラチャンス」は赤ドラ図柄が揃えば特化ゾーンの「麻雀RUSH」突入(まれに「パトランランチャンス」の可能性もある)。
揃うと脱ぐ。麻雀だからね。
揃わなくても枚数上乗せを獲得できますが(試打ではすべて50枚の上乗せ)、平均上乗せ約200枚の「麻雀RUSH」を引き当てたいところ。
麻雀RUSH中はお馴染みのダジャレ。
これ考える会議に参加したい
・・・というか、ぶっちゃけ初期枚数を使い切るまでにバトルに勝って「麻雀RUSH」を引ければその後につながりますが、そこをつかめなかったらほぼ駆け抜けました。
「麻雀バトル」の突入率は約1/60くらいですので引くこと自体はそれほど難しくありませんが、とにかく一発目のバトルがかなり重要だと思います。
ちなみに「赤ドラチャンス」で「麻雀RUSH」に当たる割合は約40%と絶妙な数字です。南無三!!
目指すはもちろん「雀張ドリーム」
上位AT「雀張ドリーム」は、純増が約4.7枚/Gにアップ。
雀士は覚醒すると空を飛べます
チャンス役確率アップ&引けば枚数上乗せ確定、さらに残り枚数がゼロになった際のバトルで勝利できれば「麻雀RUSH」を経由して継続という非常に強力な仕様です(平均期待枚数は約1400枚)。
前述のとおり、終了後は天国モードに移行する特典もあるので、ここにたどりつければさらなる出玉のビッグウェーブにも期待できます。
「麻雀グランプリ」中だけでなく、通常時からも直撃のチャンスがあるなど突入契機は色々とありますが、メンタンピン並にオーソドックスなのは、やはり「ベリアルとのバトルに勝つ」でしょう。
なんかこう、雀力的なもので世界を滅ぼすらしい
ベリアルは「麻雀バトル」で初期対戦相手4人を全員撃破すると登場します。
あとは残り枚数があるうちにバトルを引き当てて倒すだけです。
・・・とは言っても、単純にバトルで5回勝たなくてはいけないのでかなりハードルは高め。「雀張ドリーム」の仕様が仕様だけに当たり前っちゃ当たり前ですけど。
バトルに5回勝つためにはそれなりの上乗せ枚数(ゲーム数)が必要になること、「赤ドラチャンス」で100枚以上上乗せする(「麻雀RUSH」でのトータル上乗せ含む)と突入抽選が行われる「デカパイ攻略戦(勝てば「雀張ドリーム」突入・期待度約40%)」のことを考えると、やっぱり「麻雀RUSH」の存在が展開を大きく左右すると言えるでしょう。
どこかで見たことある画面だって?
そいつを言うのは野暮ってモンよ!
「駆け抜けか、ロング継続か」みたいなメリハリのきいたATですので、5号機の『麻雀物語2 激闘!麻雀グランプリ』に近い打感と言えるのではと思います(あっちはもうちょっと低設定域の初当りが重いけど)。
天国モードによるAT再突入もあるので、びっくりするようなスランプグラフを描くこともあるはず。
ちょっと導入台数的には苦戦しているようですが、お近くのホールに導入されたらぜひ勝負してみてください。
改めまして『パチスロ麻雀物語4』の導入は、週明け9月6日からです。
それではまた次回。